実需と投機

FXの売買をする人には実需家と投機家がいます。

実需家とは実際にその通貨が必要な人、投機家というのは為替の変動で利益を上げようとする人たちのことです

為替が円安になったり円高になったりするときに、その売買が実需家によるものなのか、投機家によるものなのかを見つけることはとても大事です。何故なら実需家の買いは買い放し、投機家の買いはすぐにその後、売りが出てくるのです。

実需家とは例えば、電力会社等です。電力会社が天然ガスをアメリカから輸入するとします。支払いは当然ドルですね。とすると、どこかで、円をドルに両替して支払わなければなりません。その両替が円を売ってドルを買う(米ドル/円を買う)ということなのです。電力会社はドルに交換した後、そのドルを相手方に支払うのです。それで取引は終了。そういった一方向の売買をするのが実需家です。

それに対し、投機家は、例えばドルが安いときに買って、高くなったら売ろうと思っているわけです。ということで投機家が大量に米ドル/円を買ったとしたら、やがて大量の米ドル/円売りが出てくるということです。

「貿易収支」という言葉があります。日本が年間、いくら輸出し、どれくらい輸入するかということで、お金のやりとりがあるわけですが、輸出したときはお金をもらう、輸入したときはお金を払う、その差し引きが貿易収支です。

これが日本は近年、貿易収支が赤字に転落しました。ということはもらう金額より払う金額の方が大きいということです。ということは、支払いのために円を海外通貨に両替しなければいけません。これは実需ですので買い放しです。

為替が大きく動くときには大量の買いあるいは売りで価格が動きます。それが実需なのか投機なのかを見極めましょう。実需であればしばらくその流れは続くでしょう。しかし、投機であれば大量の買いであればあるほど、その後にその分の売り物が出てくるのです。それが将来の価格圧迫要因であることを頭に入れておきましょう。

 

 

円安トレンドの今がFXのチャンス!!

FX取引のチャンスはいつ?

2014年現在、アベノミクス相場もひと段落したような現在ですが、はたして今はFXのチャンスなのでしょうか。

筆者の答えはイエス!です。

理由は3つほどあります。

・長期的なトレンドが出ている。
・金利上昇局面であること
・FXの取引環境が格段に良くなっていること


ひとつずつ説明していきましょう。

長期的なトレンドが出ている

相場にはトレンド相場という上昇もしくは下降の流れのある時期と、レンジ相場という横ばいのじきがあります。
一般的には、株式投資でもFXでも基本的にはトレンド相場の方が利益を上げやすいといわれています。
FXは値幅を取っていく手法がメインとなりますので、動きがないと利益が上げられません。
ドル円に関していうと、今は長期的に円が売られドルが買われている局面にあるといわれています。
その理由として、少し難しくなってしまいますが、アベノミクスによる金融政策と、米国の金融政策による円売りドル買いが続いていることが挙げられます。

また、米国の景気は日を追うごとに回復しており、米国株は史上最高値を更新しています。
そのことから、買ってずっと持っていれば値幅を取り易い=利益を出しやすい状況にあるといえます。

金利上昇局面であること

FX=外貨預金に近いイメージを持たれている方がいるかと思います。
外貨預金は3ヶ月から年単位で運用していくものですが、FXは短いスパンでの運用も可能となっています。

リーマンショック以降、多くの国の金利は大幅に下落しましたが、2014年よりニュージーランドの政策金利が上昇に転じました。

もちろん通貨の価値も上昇しています。
つまりは多くの金利収入(スワップポイント)とともに、大幅な為替差益が得られるということなのです。

今後、金利が上昇するといわれている国は、イギリス、オーストラリア、アメリカの3ヵ国です。
つまり、まだまだ大幅な為替差益と今以上のの金利収入をFXで得られる可能性が高いということなのです。

FXの取引環境が格段に良くなっていること

3つ目は日本のFXの取引環境が挙げられます。

TVのCMでも有名なGMOクリック証券では1月の総取引金額が100兆円を越える月もあるという衝撃的なデータがあります。
それだけの取引量があるなら、取引コストも下がりますし、取引ツールやお客様のセミナーなどの環境も充実されます。
アベノミクス以降のFXの盛り上がりでFX会社各社は新規顧客獲得に躍起になっていますので、ますます良いサービスが揃うことになります。

特に手数料に関しては分かり易く、リーマンショック後の2008年等はドル円のスプレッドは2銭程度。
ポンド円に関しては6~8銭が当たりまえでした。
それが今ではドル円は0.5銭以下。ポンド円も2銭前後と3分の1以下にまで縮小されています。

当時、1銭以下のスプレッドなど考えられませんでしたので、日本のFX業界の進化の早さを物語る内容といえるのではないでしょうか。

ほとんどの人がやっているFX取引

■まだ偏見も残るFX取引

ようやく日本でもなじみの出て来たFX取引ですが、まだ、一部の人は怖いとか、投資は危ないとかいう偏見を持っているようです。

でも、実はFX取引ってほとんどの人が実は経験しているんですね。

 

■FX取引は為替の両替

米ドル/円を買うということは円を米ドルに両替するということです。アメリカ旅行する人はみんな経験しているはずです。ユーロ/円を買うということは円をユーロに両替するってことです。

海外旅行へ行って日本に帰ってくると余った外国通貨をまた日本円に戻しますね。そのとき、旅行中に為替が円高になったとか円安になったとか言って、また、悲喜劇が始まります。

 

■信じられないくらい高い手数料

でも、まず、何より最初に、両替手数料の高さにびっくりしてしまいますね。円をドルに変えるだけで2円以上の手数料を取られたりします。びっくりですね。スプレッドって言いますけど、買値と売値の差が5円以上したりします。

米ドル、ユーロドルのような有名通貨でなければ、片道で10%以上の手数料が取られたりします。これをもし、FXの取引でそんな手数料を取ったら詐欺って訴えられますね。

ちなみに、現在米ドル/円のスプレッドは0.何銭です。その差に愕然としてしまいます。

 

■やっぱりFX取引が必要

でも、もし、世の中にFX取引がなかったら、こんなぼったくりにも気がつかないままでいたことでしょう。海外旅行に行くということはその国の通貨が必要です。その弱みにつけ込んでぼったくられているんですね。

FXを利用して安く両替が出来るというサービスをやっている会社もあります。何より海外のレート等に敏感にしてくれたのがFX取引の波及効果だと思います。

 

■もっともっと普及してほしいFX取引

海外旅行を経験したことがある人はみんなFX経験者です。そしてぼったくり両替をしてきた人はFXの普及が怖いでしょうが、我々利用者としては、健全に世界中で買い物が出来るように、世界中のお金が安い両替手数料で交換出来ることがありがたいことです。

FX取引がもっともっと発展して、私たちの通貨取引に対する目がもっと磨かれてくることを願うばかりです。

FX取引が魅力的な理由!

◇FXは取引所取引ではない。

日本には東京と大阪に証券取引所があります。また東京金融取引所、東京商品取引所などという取引所があります。

そういった取引とFXの取引はひと味違います。

FXには取引所はないのです。

おっと、ちょっと誤解を与えてしまいますね。東京金融取引所にはくりっく365というFX取引があります。但し、日本のFX全体の数%の取扱量で、やはり日本のFXは取引所ではないところで取引をされています。

 

◇FXの歴史

元々外国為替の世界には取引所はありませんでした。

東京外国為替市場って聞いたことあります?日本の外国為替売買の拠点として昔から有名ですが、決して取引所があるわけではなく、銀行やブローカーが電話でやりとりをしています。そういった電話でのやりとりの全体を東京外国為替市場と呼びます。つまり東京全体が東京外国為替市場ってわけです。

このように為替の取引は民間ベースで行われてきました。 1998年為替の自由化が起こり、FX取引がスタートしたわけですが、それも民間からスタートしました。

スタート時は元短資会社(←為替の売買をしている会社)が中心でした。外為どっとコム、セントラル短資FX、上田ハーローFXなどです。それがいつの間にかネット系のIT会社が上位を連ねるようになりました。GMOクリック証券、DMM.com証券、YJFX などが上位を独占しています。

このように、FXは株式や他の金融商品と全然違う方式で発展しました。

 

◇民間だからこそ伸びた日本のFX

これは決して悪いことではありません。上位FX会社のトレードシステムやチャートを見てください。まあ美しいこと、そして使いやすいこと。そしてスプレッドが狭いなど、あらゆるサービスが凄いのです。

これは民間、特にネット企業だから出来ることです。

株式等の取引がどこか堅苦しいのに比べて、FXはまるでゲームのように楽しく、そして、ロボットを操縦するかのような未来性を感じさせてくれます。わくわくドキドキって、どんなものにもなければユーザーの心をつかめませんよね。従来の金融業界が忘れてしまっていたことがFX業界にはあると言ったらおおげさでしょうか