外貨預金の意外な運用術 金利と手数料をお得にする方法

外貨預金といえば、気軽にできる資産運用として人気が高く、株やFXなどの投資とは違って安全というイメージがあるようです。

特に若い女性の多くが外貨預金を行っており、30歳以下の女性では3人に1人が外貨預金を行っているというデータもあります。
旅行先に海外を選択した際に、外貨預金を行うキッカケとなることも多いようですね。
日本の金利はまだまだ低いですが、海外に目を向けると年率3%以上もあり、外貨預金は魅力的のようです。
今回は、そんな外貨預金についてお話していきたいと思います

一般的に安全なイメージがありますが、本当に堅実な資産運用なのでしょうか。
そして、どのような時に外貨預金をすれば良いのでしょうか。
ポイントを押さえながら解説していきましょう!

◆押さえておきたい外貨預金のポイント

・外貨への両替タイミング
・投資する通貨の選択
・外貨預金の手数料

外貨への両替タイミング

まず、『外貨預金を行うタイミング』についてです。
いつが一番いいの?というと、今現在ということになります。その理由は、為替が円安傾向だからです。
なぜ円安の時期が良いのかというと、外貨預金は「外国の通貨」に「両替して預金」するものですから、将来的に預け入れた時よりも外国の通貨の価値が上がっていないといけません。

2010年からドル円は約40円ほど円安に動いており、昨年の2月と比較しても103円から120円まで17円もの円安となっています。アベノミクスが始まった2012年秋以降、為替はずっと円安で動いているのです。

例えば、昨年から100万円をドルで外貨預金をしていると約17万円の利益が得られたことになります。つまり、円安の時期に外貨預金をしていれば為替差益という利益が得られることとなるのです。

逆に言えば、円の価値はどんどん低くなっています。つまり、外貨を持っていないで円資産で持っていると損をしてしまうことになります。2013年に円はドルに対して約20%ほど安くなりましたので、円だけで資産を持っていると、実質20%も損をしてしまったということになります。
実際に、輸入品の価格が上がったり、海外旅行が高くなったりと、日常生活と連動していますよね。

2015年にはアメリカの金利が上昇するといわれていますので、一段とドルへの人気が高まる(為替が円安へ動く)ことが予想されています。
かなり円安が進んでいますが、今後も外貨預金をするメリットは続きそうですね。

投資する通貨の選択

では、どの通貨に投資すれば良いのでしょうか。
外貨預金は投資なので絶対はでありませんが、一般的には「預金する国の景気が良い時・その国の金利が上昇している時・高金利の通貨」が良いといわれています。

基本的に景気の良い国の通貨は安定していますし、金利の高い通貨が人気が出ることは自然ですよね。

2015年2月現在、取引が安定している通貨の中で、「景気が良い国」、「金利が高い国
「金利を上昇させる」といわれている国の通貨は以下の3ヵ国です。

・アメリカ       2015年6月か9月頃に利上げの見通し
・イギリス       2015年後半から2016年に利上げの見通し
・ニュージーランド  現在の金利は3.5%

また、オーストラリアも政策金利が2.25%ありニュージーランドドルよりも安定しているために外貨預金として人気があります。南アフリカランドも金利が5.75%あり経済はやや不安定ですが、高金利なので人気があります。

上に挙げた中でも、特にアメリカは世界の基軸通貨ですし、株式市場もリーマンショック後の高値を更新し続けています。
そして、多くのエコノミストが2015年内の利上げを予想していることもあり、やはり外貨預金としてオススメとなります。また、ニュージーランドドルは3.5%という先進国では一番の高金利です。
日本では、100万円を預けたところでほとんど金利はつきませんが、ニュージーランドドルを持っていると年間3万5千円の金利が付くのです。

外貨預金の手数料

外貨預金で気を付けてなければならないことに手数料があります。

まずは、下の表を見て下さい。

方法 外貨預金 FX
通貨名 円貨→外貨 外貨→円貨 円貨→外貨 外貨→円貨
米ドル 118.85円 118.35円 118.850円 118.853円
ユーロ 135.64円 135.14円 135.640円 135.646円
豪ドル 92.82円 91.82円 92.820円 92.827円
英ポンド 182.93円 181.93円 182.930円 182.941円
NZドル 89.77円 88.77円 88.780円 88.795円

これは、大手銀行とFX会社の外貨預金を行う際の外貨の買いの値段(円貨→外貨)と売りの値段(外貨→円貨)を比較したものです。
例えば、ドルを買いたい場合は、118.85円で買うことができ、売りたい場合は、117.35円で売ることができます。
買値と売値の差は50銭ありますね。

これは、全く値段が動かない場合は、円からドルへ両替し、さらに円に両替をすると、50銭ずつ手数料が掛かるということを意味します。
つまり、外貨預金をしてそのお金をおろすと1円の損することになるのです。1ドルの外貨預金を行う人はいませんが、仮に1,000ドル(約12万円)外貨預金をすれば、1,000円の損してしまうことになります。
両替しただけで、資金の約1%が無くなってしまうというのは大きな問題ではないでしょうか。
しかし、一方でFXは0.3銭という破格の手数料です。(手数料はFX業者により異なります)
なんと銀行の166分の1なのです。10万円を預金しても掛かる手数料は往復で0.1%足らず。つまり約6円です。
FXを使って外貨預金を行えば、銀行と比べると驚くほど安く、しかもパソコンやスマートフォンがあればいつでも好きな時に自分のタイミング売買が行えます。

では、今度は金利で比較してみましょう。
先ほどの銀行の外貨預金の金利とFX会社の金利表です。

通貨名 普通預金 定期預金 FX
1ヵ月 3ヵ月 6ヵ月 1年 1年
米ドル 0.01% 0.31% 0.31% 0.31% 0.31% 0.15%
ユーロ 0.00% 0.30% 0.30% 0.30% 0.30% 0%
豪ドル 0.50% 0.80% 0.80% 0.80% 0.89% 2.15%
NZドル 0.50% 1.79% 1.97% 1.98% 2.00% 3.40%
英ポンド 0.10% 0.40% 0.40% 0.40% 0.40% 0.40%

(外貨預金は3万米ドル相当未満)

比較してみると、外貨預金もFXも実際の金利とは異なることが分かります。
外貨預金の方では、先ほど高金利通貨と説明したニュージーランドドルの1年定期預金でも2.00%しかもらえないのです。実際のニュージーランドの金利は3.50%あるにもかかわらずです。(2015年2月時点)

一方、FXの方は外貨預金よりも高い金利となっています。
FXには、スワップ金利と呼ばれる金利があります。これは、例えば低金利の日本円(0.1%)と高金利のニュージーランドドル(3.5%)の金利差は3.4%(3.5%‐0.1%)です。つまり、日本円を売って、ニュージーランドドルを買えば、1年間で3.4%の金利収入を得られることができます。これがFXで外貨預金をする際の金利ということになります。
しかも、このスワップ金利には外貨預金にはない魅力があります。
なんと1年間預けなくても、1年分の金利を365分割して毎日もらえるのです。

例えば、FXでニュージーランドドルを買えば、毎日約85円のスワップ金利がもらえます。1年にすると、31,025円です。
外貨預金の場合は、途中解約ができないことも多いですし、仮にできた場合は金利をもらうことができない場合がほとんどです。
金利の面を見てもFXの方がお得だということが分かりますね。

外貨預金を行うなら、FXでスマートに運用してみてはいかがでしょうか?

<FXの金利比較ランキング>
http://fx.manepoke.jp/swap.html

FXはギャンブル!?

FXでの外貨預金がオススメと書きましたが、一方でFXはギャンブルの様で危ないと思っている方も多いのではないでしょうか。

その理由の一つが「レバレッジ」でしょう。
では、本当にレバレッジが危険なのか見ていきましょう。

(ドル円100円の時)
・外貨預金(レバレッジ1倍)でドルを1万通貨買った場合
(投資金額は100万円)
⇒ドル円が99円になった場合、損する金額は1万円

・FX(レバレッジ25倍)でドルを1万通貨買った場合
(投資金額は4万円)
⇒ドル円が99円になった場合、損する金額は1万円

「あれ?」っと思った方も多いのではないでしょうか。

レバレッジが掛かっている分、投資金額が25分の1となるのですが、損する金額も25倍になるわけではありません。
もちろん、外貨預金と同じ金額の100万円を使いドルを買うと25万通貨買うことになりますから、損失も25倍になってしまいますから、リスクが高まってしまいますのでご注意ください。

円安時代を乗り切る資産運用の1つとして、FXで外貨への投資を考えてみてはいかがでしょうか?

<FX会社を徹底比較!総合ランキング!!>
http://fx.manepoke.jp/