FXのテクニカル分析

テクニカル分析とは、値動きから相場の先行きを分析する方法になります。
経済指標や、要人発言などのバックグラウンドは含まず、値動きを絶対として考えます。
プロのトレーダーのなかでも、短期のトレーダーのなかには比較的テクニカル分析を用いてトレードを行う人が多いようです。

ファンダメンタルズ分析で相場の方向性を判断するものの、そのタイミングや値段を明確には判断できない場合があります。

その場合に、値動きを絶対としたテクニカル分析が役に立つのです。

しかしながら、その分析手法は何百通りも及びます。
『テクニカル指標』と呼ばれる値動きから様々な分析を行う指標を用いて、売り買いの判断を行うことが基本になります。
それには、移動平均と呼ばれる、直近の値動きの平均を分かり易く線にしたものや、一目均衡表と呼ばれる複雑なロジックを組み合わせたものまで様々です。

この複雑なテクニカル指標も大きく分けると2通りあります。

相場の方向性(トレンド)を分析する、トレンドフォロー系のテクニカル指標。
相場の買われ過ぎ、売られ過ぎを判断するオシレーター系のテクニカル指標。

これらのテクニカル指標の出す「買いサイン」、「売りサイン」を見ながら売買の判断を行うのです。

簡単な例を出しますと、最近のアメリカの雇用の数字や、小売売上高の数字も良く、アメリカ株も好調だとします。
そうすると、ドルは買いという判断ができますよね。

そこで、タイミングと売買価格を掴むのにテクニカル分析を用います。
トレンド系のテクニカル指標は「買いシグナル」を出したので、買いエントリーをします。すると、ドルは順調に値段を上げていきました。
数日経って、オシレーター系のテクニカル指標が「買われ過ぎ」のサインを出しましたので、ここで決済を行うといった流れです。

上記はあくまで簡単な例になりますが、このように2つのテクニカル指標を組み合わせながら、上手くトレンドを掴み、相場が買われ過ぎたところで利益確定をするということが、上手なテクニカル分析になります。

■代表的なテクニカル指標
・トレンドライン
・移動平均線
・一目均衡表
・MACD

最後に上に挙げたテクニカル指標を簡単に説明してゆきます。

トレンドライン

チャート上に線を引くもので、高値と高値もしくは安値と安値を結んでトレンドの判断材料に使用します。

トレンドライン

また、トレンドラインではありませんが、水平線を引いて売買判断を行うという方法もあります。

移動平均線

最も代表的なテクニカル指標の1つです。
過去のローソク足の終値を平均した価格を繋ぎ合わせているので、トレンドが分かり易くなります。

20日移動平均線が代表的ですが、45日、75日、90日から約1年の200日までと人によって使用する移動平均線の日数は様々です。

移動平均線

一目均衡表

一目均衡表は日本の一目山人という人が開発した人気のあるテクニカル指標です。
複雑なことからここで簡単に説明するということはできませんが、海外でも使用する人が多いことから、「イチモク・クラウド」と呼ばれているそうです。

一目均衡表

ここでは雲と呼ばれるものの上にあれば、上昇トレンド、下にあれば下落トレンドと考えていると見てみて下さい。

MACD

MACDも人気のあるオシレーター系のテクニカル指標です。
移動平均線をベースに作られており、0ラインを基準に売りか買いかを考えます。

MACD