日本企業の想定為替レートまとめ(2016年)

日銀短観によると、主要輸出業種である自動車や電気機械の2016年度想定為替レートは、自動車が1ドル=109.13円、電機は112.34円となっています。

なお、トヨタ自動車が想定為替レートを102円に修正したことを筆頭に、各企業も年初の予想を修正。
自動車は3月短観時点の117.45円から修正。
電機も3月の117.63円より円高に修正しています。

想定為替レートとは

そもそも想定為替レートとは、輸出入を行う企業が業績の見通しや事業計画を決める際に、事前に決めておく為替レートのことをいいます。

企業ごとに想定レートは異なりますが、日本で最大の輸出企業であるトヨタの財務部が出す輸出レートは、他の輸出企業や為替ディーラーからも注目が集まります。

この想定レートにより、各企業の為替に対する見通しを知ることができます。

通常は年初に年間の為替相場を予測するため、その際に公表されますが、あまりに大きな相場変動や大きなイベントが起きた際には途中で修正されることがあります。

した上で、各社が独自にその事業年度のドル/円やユーロ/円などの想定為替レートを設定します。また、為替相場が予想外に大きく変動した場合は、事業年度中でも修正されることがあります。

各企業の想定為替レート

想定為替レート 企業名
115円 7&Iホールディングス
110円 日揮、味の素、武田薬品、塩野義製薬、富士フィルム、日立、村田製作所
川崎重工、マツダ、任天堂、伊藤忠、三井物産、三菱商事
106~109円 JT,デンソー、富士重工、オリンパス、電通、花王、クボタ、サンリオ
105円 東レ、ブリジストン、トヨタ織機、三菱電機、日産、ホンダ、鈴木
100円 トヨタ、住友ゴム、日立建機、ファナック、ヤマハ