トップインタビュー FXトレード・フィナンシャル

銀行の為替ディーラーによって立ち上げられたFX会社

為替のプロによるFX会社とは

まずは鶴社長の経歴をお聞かせ願えますか。

はい。私、以前は為替のディーラーをやっておりました。もともと邦銀の出身なんです。実は当社の経営陣は私以外もみんな邦銀の出身で、為替を扱ってきた人間たちです。弊社の設立は2006年となっていますが、昨年2008年に経営陣を一新、銀行の為替デスク経験者によって新生された会社が弊社FXトレードフィナンシャルというわけです。

この時に社名、住所だけでなく、トレードシステムからホームページ等運営体制さらに社内規則に至るまですべてを一新しましたので、実質スタートして約4か月の会社ということになります。

銀行に勤務していたころは、海外勤務が長く、ロサンゼルスやロンドン、ニューヨークに赴任していました。他の経営陣も海外経験が豊富で、通貨の歴史や為替に対する各国の文化、価値観など、金融先進国の為替マーケットを熟知した人間たちが運営している会社でございます。

なるほど銀行で実際にディーリングをされていたのですか?

そうです。20年以上、銀行のディーリングルームで外貨を扱っていました。

すごいですね。外国為替ディーリングのプロということですね。FXトレードフィナンシャルさんは、まだ新しい会社ですが、なぜ為替ディーラーのお立場から、FX会社を立ち上げることになったのでしょうか。

はい。為替の仕事に携わる者として、日本の外国為替の市場を健全なマーケットにしたいと考えました。FX会社の法令違反や業務改善・停止命令さらには経営破綻などといった悲しいニュースがありましたよね。そういう話を聞くと為替に携わる者として、本当に残念でならないのです。

当社を通じて業界全体の信用を上げたいと思っています。我々、銀行出身ですのでその辺りのリスクマネジメントに関しては絶対の自信をもっています。

確かに。銀行出身の方に言われると説得力があります。経営陣が皆さん銀行出身ということは、その辺りの信用力もありますよね。

ありがとうございます(笑)。ただ、健全なFX市場を形成するためには業者だけを改善してもダメだと思ってます。投資家の方々に目を向けても、脱税問題や個人破産などといった聞き入れたくないニュースを度々聞くことがございます。

このあたりは投資家の方々に対するFX取引の啓蒙というものをやはり我々業者がやっていかなくてはならないと思っています。

日本初のトレードシステム

なるほど。業界のためにも是非頑張っていただきたいです。ではFXトレードフィナンシャルさんのソフト面であるトレードツール等に関してお話しいただけますか?

はい。お話しさせていただいているように、私を含めて取締役は皆、海外での外貨取引経験が非常に豊富です。海外でのFX業者も沢山見てきましたし、もちろんトレードシステムも様々な角度から検証してきました。その上で、これしかないと思ったシステムをニューヨークの企業からライセンス契約をして日本仕様にて初めて本格的導入させていただいております。

「高速FX」と言われているシステムでしょうか。

そうです。一度体験していただけるとお分かりいただけますが、圧倒的にスピードが違います。銀行間で取引するのと同じような速度です。よく、注文を出しているのに待たされることってありますよね。すごくストレスが溜まる経験をされた方も多いと思います。FX取引の場合、スピードが命ですから、とにかく約定スピードにこだわったシステムを提供させていただいております。

そんなに違うものですか?

違います(笑)。海外でも非常に支持されているトレードツールです。向こうはオンライントレードによる証拠金取引の先進国ですからね。為替に限らず株式・債券またそれらのIndex から金や原油、とうもろこしといったコモデティーなど多くの人々があらゆる金融商品の証拠金取引に参加しています。そこで広範囲に高い評価を受けているシステムなのです。

しかも欧米等のFXをはじめとした証拠金取引市場は既に成熟した市場ですので、お客様から支持されない多くの会社やトレードシステムは既に淘汰されています。そのような環境下で生き残り、本当に認められてきたシステムだといえます。金融先進かつIT先進市場で個人投資家から高い評価があり、その中でも為替スワップ取引の表示方法や簡単な操作性など日本市場のニーズに一番マッチした汎用性の高い取引システムと判断して導入を決定いたしました。

使ってみたくなりますねぇ「高速FX」。

ありがとうございます。現在、日本にはFX会社が100社以上あります。我々は後発組ですから、やはりツール面では大きく差別化を図らないとお客様から選んでもらえません。もちろんセールスポイントは速度だけではなく注文機能や取引条件なども最高水準のサービスを用意しており、チャート上からの取引・チャート上でのポジションチェックなど独自性も兼ね備えております。

デモ取引に参加していただければその良さをご理解いただけると思います。

経験を生かしたメリット

なるほど。ではツール以外の特徴も教えてもらえますか。

はい。カバー取引先は10社あります。設立して実質、約4か月の会社でこの数は多いと思います。豊富なカバー取引先を用意し、24時間絶え間なく動く多種多様な為替市場に対して、市場実勢にマッチした適切なプライシングと潤沢な流動性をお客様に提供することはFX会社として取引環境整備の重要なツールと考えております。

それはすごい数です。なんでそんなに多くのカバー先を持たれているのですか。

これも国内外での金融業務経験によるところが非常に大きいです。ありがたいことに多くの金融機関から信用を頂いております。友人のようにお付き合いいただいている企業様が多々あります。普通、我々の会社のような設立年数ですと、これだけのカバー先は揃わないと思います。

また、NYのトレーディングシステムを導入できたのも、銀行時代からの信用と海外業務経験によるリレーションシップを生かせた結果だと思います。

素晴らしい。設立されてわずかにして10以上のカバー先という数字。御社のすべてを象徴しています。

はい。他にもポイントはありますよ(笑)。同トレーディングシステムはCFD取引にも対応することができますので、拡張性も十分備えています。弊社をご利用頂いているお客様には、楽しみの一つになると思います。また、弊社ではモバイル用の取引システムも提供しており、日本市場におけるその機能性・操作性は卓越したものと自負しております。

FXは24時間いつでもどこでも取引できる商品性から、外出先やPCがない環境を想定して今後モバイル取引が拡大していくことが予想され、モバイル取引もPC同等の取引機能に近づけるべく機能の改善に努めております。さらには、スタッフには我々が銀行ディーラーとして培った取引手法・リスク管理手法を伝授しておりますので、その対応能力に共感いただける部分がきっとあることと思います。

少し話は変わりますが、元銀行為替デスク担当だった鶴社長に質問です。今後の世界経済どのように思いますか?

しばらくは厳しい状況が続くのではないでしょうか。あらゆる国が金融緩和を行っていますが・・。なかなか厳しいです。世間では、100年に一度の大不況と言われていますが、逆に我々にとっては「100年に一度の大きなチャンスである」ととらえています。株、債券、商品、投資信託から不動産ファンドまで、すべての金融商品が右肩下がりですが、為替は下げても利益を上げることができますからね。

日本市場における為替のマーケットは投資家の方にとって大きなチャンスだと思いますよ。

そうですよね。上げても下げても利益を求められるのは大きなメリットですよね。その辺りの商品性を改めて認識しなければいけないですよね。

そうです。そしてリスクに関しても再度認識していただきたいですね。FX取引は投資です。投資である以上リスクは存在します。商品性をしっかりと理解して、ご自身のスタイルに合ったレバレッジ設定やロスカット水準・投資金額などのリスク管理をしていただきたい。目先のキャンペーンやレバレッジの高さだけにとらわれないで、トレードをして欲しいです。

それでは最後の質問になりますが、FXトレード・フィナンシャルさんの今後のビジョンについて教えてください。

はい。CFDを扱うこともビジョンの一つですが、まずは為替に携わる者として、我々の経験を生かし、健全にFX業界を伸ばしていきたいと思っています。その中で弊社がリーディングカンパニーとなれるように、最高のサービスをお客様に提供していこうと考えています。ツール面も信用面も、もちろんスタッフ教育においてもそうです。為替のプロとして、最高のFX取引環境を提供できればと思います。

本日は、ありがとうございました。

編集後記

「高速FX」と呼ばれるシステムを提供しているFXトレード・フィナンシャルさん。設立後わずかで10社以上のカバー取引先を持ち、ニューヨークのトレーディングシステムを日本でいち早く取り入れました。システムも高速ですが、サービスの展開も高速です。実は今回の取材も申し入れ後、二つ返事で了承を頂きました(笑)。

もちろん経営陣が皆さん銀行出身ということで、安心感もバッチリです。今後も安心できるサービスをどこよりも早く取り入れてくださいね。期待しています!

2009年2月

FXトレード・フィナンシャル株式会社 鶴泰治

FXトレード・フィナンシャル株式会社
代表取締役社長
鶴 泰治(つる・やすはる)

1986年慶應義塾大学卒業後、三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入行。
1988年より、本店資金為替部にて為替チーフディーラー、
1992年より同行ロサンゼルス支店ディーリングルーム・チーフディーラー、
1996年より同行ニューヨーク支店ディーリングルーム・シニアマネージャー、
1998年より同行本店資金為替部為替グループマネージャー、
2002年より同行年金運用部にて主任ファンドマネージャーの経験を経て、
2005年より同行英国証券現法(ロンドン)・ディーリングルームディレクターに就任。
約20年間一貫して外国為替を中心とした外貨業務に携わり、その傍ら日本フォレクスクラブの委員も歴任、
東京・ロンドン・ニューヨークと世界3大市場での業務経験を経て、
2008年7月末付けで同行を退職。8月1日付けで当社代表取締役社長に就任。